初代はんドン麻雀王への道のり
この記事は、 はんドンクラブ Advent Calendar 2020 の13日目の記事です。
久しぶりの記事となりますが
これは今年の夏に行われたはんドンクラブ*1内の
麻雀大会について、プレイヤー視点のお話になります。
運営側の記事については、柚緋奈さんが記事にされているの以下を参照してください
自己ステータスと大会に向けての心境
自戦記の形で振り返っていきますが
まず筆者の麻雀の腕はというと中間層のちょっと上程度だと思います。
記録は以下にまとまっているので掲載しておきます。
こう見ると副露率が20%を切ってるのはネット麻雀上だとかなり珍しいのではないか
と思います。*2
大会は予選と決勝で、予選は上位2人勝ち上がりの半荘1回勝負ということで
いかに早く自分のペースに持っていきつつ予選をなんとか勝ち抜けて
決勝にピークを持っていくことだろうなと考えてました。
反省と苦しい予選
振り返った中で反省材料をあげるとするならここだなと思った局も予選でした。
小場で進み、点数の平たい状態で迎えた東4局で下家にリーチが入ったところで
実際の局面はこちら
巡目も早くてそこまで進んでいるわけではないので防御よりに打ちながら
一通ぐらいになればいいかな~と思いながら手牌をながめてました。
するとうまく回した結果、16巡目に平和ドラドラの聴牌が入りました。
安全に行くなら1,5mがあり、聴牌とるなら3,4sのどちらか
巡目も少ないが一回の聴牌料も大きく、またドラが捨て牌含めてかなり見えているので
リーチの点数もそんなに高くないだろうと上がりを目指し
索子の下は全然通っていないが、後筋になっている1sの片筋4s選択
結果は振込
点数も3900点と予想の範疇だったので、しょうがないかとは思ってましたが
この振込でラストになったのが、最後の南4局までタフな局になった要因になったので
2着抜けなら降りる手もあったかと反省*3
反省点はありながら、予選は南4局でなんとかボーダーにのせて勝ち抜け
対局中は、内心勝ち抜けるために苦しい心持ちでしたが
配信映えを意識しないと~など和気あいあいしゃべってました
実際配信映えのシーンがありました*4
流れに乗った決勝
決勝は、最後のあがりでトップに立てたので気持ち的もいい感じで卓に入れました。
その流れにのって東場でうまく上がりを続けて、トップで南場に入りました。
全体を通して一番うまくうてたなと思ったのが決勝卓の南1局
実際に決勝卓のターニングポイントとなった局だと思ってます。
局面がこちら
親番で、ドラポンしてる2位との点差が22000点
下家の危険牌として2,5pと2,5sを基本線として読んでいたので
どれだけ聴牌してもこの筋だけは絶対に切らずに降りるつもりでした。
11巡目で手牌は悪くなかったですが、ここで読み筋の5pを自摸ってきたので
捨てる牌は、西を選択しました*5
実際にこの時点の手牌オープンにしましたが、読みほぼ完ぺきでしたね
この後、当たり牌を止めながら無事に流局まで持ってくことができました。
キーポイントとなる上がりを流したことでかなり勝ちに近づいたかなと思いました。
その後も方針は変えず、早く上がれそうなときは攻め
周りが高そうな場合は、降りに徹する方向で
残りの局をうまく流しながら南4局1本場に
そして配牌でこの手牌がきたので、ここは上がりに向かいました。
この後6巡目に親からリーチが入りましたが
当初からここは全部押してあがるつもりだったので
押し切って、優勝を決めることができました。
感想と次回の意気込み
こうやって振り返ってみると、予選苦しみましたが
最終局の上がりから流れをつかんで、そのまま決勝卓にのっていけたのと
何より要所要所の読みがきちんと当たっていたこと
その読みを信じて攻めるのか降りるのかはっきりさせて打ち切れたことが
優勝できた一番の要因だと思います。
そして、第2回が開催されることになりお誘いいただきましたので
タイトル保持者としていい麻雀が打てたらなと思います。
ちなみにまだ参加者募集されているみたいなので、よかったら打ちましょう!
この記事にいろいろと思考を載せているので、読まれやすくはなりますが
打ち方はたぶん変えないと思います、何より楽しく麻雀ができればいいかなと
最後に、柚緋奈さん、みすてりさんの大会運営組
そして、一緒に卓を囲んだはんドンメンバーたちありがとうございました!
余談
後で配信を見返して解説のあったシーンですが
この局面で9mを鳴くかというコメントがありましたが
6m,8s,發は鳴くつもりでした。
7mが暗刻なので9mは周りが使いづらいので
ワンパイに埋もれてなければ、2枚目も出てくると思ってました。
あとは雀風として七対子が好きなので、七対子を見て見逃しを選択しました。*6
※なお、この局は下家のあがり